甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根3回目-1日目 2010.06.11

そろそろガッツリ山登りたいな~と思ってた今日この頃。今週末は土曜日は天気がよさそうだけど、日曜はいまいちみたい。
金曜日は晴れっぽいから、会社の休みを取れば1泊でいけそうですな。目指すのはタイトルにあるとおり、甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根、永遠のライバルだ(笑

来週には梅雨入りを思わせる週間天気予報で、この機を逃したらしばらくはチャンスはないだろうということで2日前の水曜日に決断、早速準備開始。

今回は1泊2日で山頂を往復する計画。
今回はテント泊なのでトリコニの出番、久しぶりの60Lザックを担いで黒戸尾根の急登を登れるのか少々不安だ。さらに七丈小屋の水は先週時点でまだ出ていないという情報だったので、2日分の水も担ぐ。

あなた本当に行けるのですか・・・?
うぅ~ん、無理かも・・・、でもいけるかも。

不安はあったが、前回刀利天狗まで行っているし、その先2時間ほどで七丈小屋に着けることを考えると全く不可能でもないかな。


当日の朝はこれまでにない緊張感があった。人間は、自分の能力以上の力を必要と感じると緊張するらしい。
過去単独でのテント泊経験がないうえに20kgのザックを担いで日本屈指の急登コースを登れるのか、危険箇所でザックの重さが足かせにならないか、そんな不安な思いが交錯する。

今となっては大げさな感じがするけど、そのときは本当に「生きて帰る」ことを強く意識していた。

朝4時に自宅を出発し八王子から勝沼までは高速を使い、そこから下道で登山口のある竹宇駒ヶ岳神社へ向かった。なんと予定より1時間早い6時30分に到着。駐車場には数台の車が停まっていた。朝食を済ませて、午前7時に出発。
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吊り橋も見慣れてきた。
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今回は特にゆっくりと歩くことを意識。が、早速汗だく・・・風がないのですんごく暑い。
息は上がっていないのに滝のような汗をかいてそれだけで体力を消耗していくような感じ。

でもまぁ、これが黒戸尾根だからねー。楽だったら黒戸尾根じゃないし(笑

で、1時間30分ほど歩いて笹の平に到着。]
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と、トラブル!多分、かなり緊張状態にあったからだと思うが、ここで吐いてしまった。一気に気持ちが萎えて、もうここで引き返そうと思った。自分の中では80%くらい引き返す気持ちでいたと思う。

が、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という安西先生?の声が聞こえた。

とりあえず前半戦、刀利天狗までは行ってみようかと気を取り直し、しばし休憩をとって出発。黒戸尾根でもっとも嫌な箇所(当社比)である八丁坂にさしかかった。何の展望もない樹林帯の急な坂に心が折れそうになるのだ。この心理攻撃はかなりきつい。特に下り、、、、の話は明日にとっておこう。

嫁からの激励メールでなぜか力が沸いてくる。
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どうにかこうにか八丁坂をクリアした。安西先生、嫁、ありがとう。

刃渡りに着いたときには体力をかなり消耗していた。
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笹の平でエネルギー源を失ったこともあり、腹が減ってきたけど、刃渡りを過ぎて刀利天狗までは行ってしまいたいので休むことなく前進する。前回は雪がついていた梯子箇所も今回はさほど時間をかけずに通過。
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で刀利天狗で昼食。
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11時15分くらいに到着したからおおむねコースタイムどおり。途中ハプニングはあったが、体調は悪くはないようだ。よし、先へ進もう!

ここからは未知の道、、、心の余裕も出てきた?

黒戸山を巻いて一旦下って5合目跡。

そして目の前に屏風岩が立ちはだかる。
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「屏風岩、あれが・・・」(天空の城ラピュタの竜の巣の音楽つき)

さぁ、本日の工程の核心部、気合入れていきましょう。が、やっぱり怖い(汗 なんか今回はかなり怯えモードだなぁ・・・

いきなり長ーーい梯子でスタート。
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急な坂道を喘ぎながら登るが、一気に高度を稼ぐことができる。
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所々に剣が。
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登りきるとそこが七丈小屋だった。
コースタイムどおりに到着。受付を済ませ、第二七丈小屋のさらに上のテン場へ。

5,6人の学生パーティがいるだけ。さすが平日、といいたいところだけど、本当は誰もいないと思ってたのでちょっと予想が外れた。

早速テントを設営し、残雪を利用して冷やしたこいつをいただく。
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キンキンに冷えていて最高にうまい。
途中吐いて、負けそうにもなったけど登ってきた甲斐があったよ。そういえばその後体調は悪くない。このテン場(2400m)でも高度障害も出ていないし明日もいけそうだ。

夕飯を食べて、18時にはシュラフにもぐりこんだ。すぐに寝てしまったようだ。

体が火照って寝苦しく、目を覚ますとまだ20時。テント内が薄ら明るいのは空が晴れているせいだろう。
黄蓮谷からの滝の音と時折通り過ぎる風の音が聞こえてくる。

しばらく寝付けなかったが、音を聞いているうちに今度こそ就寝。

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