軍刀利沢 2010.05.22

梅雨に入る前にもう一度沢登り。
今回は南秋川の軍刀利(ぐんだり)沢に行ってきました。

Kさんをピックアップして檜原街道を進み、南郷から矢沢林道に入る。
程なく熊倉沢との分岐に到着すると落石注意とかかれたバリケードで道がふさがれている。仕方なくここから歩き出したものの、しばらく進んでみると道は大丈夫そうだった。なら行けるところまでいってみっか、バリケードを移動し車で入っていくことに(よい子はまねしないでね)。

おぉー行けるじゃん、どんどん進んで終点の作業小屋付近まで行けたがなにやら伐木作業をやってるようで車を停められず、仕方なく1kmほど来た道を戻った。

あぁ~もったいない。

適当な場所に車を停めて再度出発。結構時間をロスしてしまった。

作業小屋付近は大規模な伐木作業地になっていました。重機が入り、左手の山はすべて木が切られ山肌が向きだし、歩いている時もいつ木が落ちてくるかとちょっと怖い。伐木地帯を過ぎてふと沢を見ると2手に分岐していた。そして手前の木に目印が。
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地味すぎて見逃すところだった・・・・


沢まで降りて準備開始。と、Kさんが、

「あ、ハーネス忘れた・・・」

マジですか!?ま、Kさんのことだから大丈夫だろう・・・・てか、確保してもらうの俺なんだけど・・・・(汗

気を取り直して出発、前回に比べ水が冷たい気がしたけどすぐに慣れた。
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前回のマスキ嵐に比べて水が深い。
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だんだん歩きやすい沢になってきた。前回に比べ不安なく歩ける。
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これくらいなら不安なく越えられるようになっていた。
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次々と滝が現れ、釜を腹まで水に入って歩いたりとおっかなびっくりおもしろい。

Kさん思案中・・・
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ここはどうやって登ったんだっけ?
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たしか手を突っ張って登ったような気がする、あんまり覚えてないけどちゃんとクリアできたよ。
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ホールドは総じてしっかりしていた。テンポよく登っていく。
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ここはむり、右から巻きます。巻道の高度感が凄い、ロープが張られていた。
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巻道から滝を眺める。ちょっと怖い。
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核心は5mナメ滝(残念ながら画像なし・・・)。手がかり足場が少ない上高度差があり一見越えられそうもなかったが、左右の岩に両手を突っ張り、肩や肘でも支点を作って体をズリ上げていく。

ヤッタ、登れた

更に上段は無理そうなので左から巻き。ちょっと無理かなーと思ったが越えられたので最高の達成感。

後にKさん曰く

「1回で登ったのは意外だったよ。結構難しかったから、1回失敗して釜にドボンしたら次はロープで確保しようと思ってたけど。」

何だってーひ、酷いっす。越えられたからまぁいいか・・・・。

さらに進んでもう1カ所難しいところが。途中に残置ハーケンがある。足場はしっかりあるんだけど、高度が結構あったのでここはザイルを出してもらう。
いざ登ると結構滑りやすい。途中次の足場まで足が上がらない、体が硬いのが恨めしい。次第に疲れてきてずり落ちそうになったが、ロープのおかげで何とか踏みとどまった。ところでKさんハーネス無しでどうやって確保してるんだろうと疑問に思うが、ますます怖くなるので目の前の滝に集中する。
改めて冷静に足場を探すと、、、あ、あるじゃないか手頃なところに足場が!高度感にびくびくしながらも何とかクリアできた。
上に登るとKさんは肩がらみで確保していた。あ、さすがですね。

滝も終盤、もう難しいところはほとんどなし。

余裕のKさん。
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その後、直径2mくらいの花崗岩の一枚岩があって、明らかに滑りそうだったので避けて通ろうとしたら、

「フリクションの感覚掴む練習しないの?」とKさん。

あ、うぅ~ん、練習するんですか?するんですね・・・・はい。
ということで強制的に練習開始。

「ちょっとだけフリクションとれるところあるから。」とアドバイスを受けるもなかなかわからない。軽く足を乗っけてみてもつるつる。それでも、手も使って加重を分散させたらクリアできました。それでも滑ったけど・・・



最後の詰め。
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あ、ちょっと写真撮ってる間にあんな所まで
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勾配は急だけどさわやかな雰囲気。
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稜線上の登山道から一般登山者に観察されつつ稜線に到達、そこから100mで三国山山頂。三国山:東京、神奈川、山梨の三県の県境のためこの名前らしい。山頂からの展望は南西に限られるけど、遠くまで見渡せた。
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ベンチに座って靴を履き替え、道具をしまってゆっくり昼食後、下山。
下山は作業道?を通って軍刀利沢出会いまで直接降りる。
目印はあるけど踏み後は殆どない。藪漕ぎしたり、急坂をずり落ちる。
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あ、目印発見!!
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って、小さすぎだ(汗

最後の最後、沢に降りるときにトラブルがあった。沢への下降で尾根の側面に行ってしまい、身動きがとれなくなってしまった。Kさんはちゃんと尾根を歩いて出合へ到着していた。

後にKさん曰く

「もうすぐ沢だし、大丈夫だと思ったからこっちから降りちゃった」

何だってーいや、実際は結構たいへんだったんすよ
めっちゃ急な斜面の途中を下って、途中で木に座って足袋をはき直し、ヘルメットかぶり直してようやく下降できた。
この木↓(二股)に座って装備を調えた。
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降りてから出合いまで50m程再度の沢歩き。あー、無事に降りられてよかったっす。

前回の沢登りに比べると格段に進歩したのを実感できた。
足のフリクションの取り方、全身を使って登っていくということがだんだん判ってきた気がする。ほぼコースタイムに近い時間で歩けたし。

楽しさと怖さではまだ怖さが大きいですが、沢登り楽しいです。

「沢を歩けるようになると、一般ルートの危険箇所は怖くなくなる。」とKさんは言っていたが、確かにこんな滝は一般ルートにないですよね。

今回の記録はKさん特集みたいですね(笑)
放任主義のKさんだけど、それが緊張感を絶やさないことになるし、危険なところや、足場に困ったときはちゃんとアドバイスをくれる。失敗させてから教えてくれることもある。緊張感とおもしろさを感じつつ自信の経験値アップと進歩にもつながる、感謝感謝であります。

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