鳳凰三山 2009/08/08-09

ついに念願のアルプスデビューです
ここ2週間は週末になると天気が悪く、仕事もあったりで山へいけずストレスがたまる日々。
今週末は天気予報では前週の水曜時点でようやく晴れの予報。さっそく小屋を予約し準備を始めたんですが、金曜日の天気予報では曇りor雨に変わっていました

最近の予報は当日になってもまったくあてになりませんね・・・ならば雨予報でも晴れるかも??という逆転の発想でプラン強行です
まぁ今年は完全な晴れを待ってたらどこにもいけそうに無いですし、行って降られなければ儲けものということで・・・

土曜日は午前3時に起床し、4時に自宅を出発しました。帰省ラッシュの影響も無く6時過ぎに青木鉱泉駐車場に到着しました。が、途中の道がひどかった・・・アスファルトでないのはともかく、砂利道にボッコボコと大きな水溜り&溝が・・・車のホイール傷つけないように超蛇行運転です。途中落石があったりして車の底をすりながらも何とか到着できました。

今回は青木鉱泉からドンドコ沢ルートで鳳凰小屋を目指します。7時ちょうどに出発。スタートしてしばらくは沢沿いの緩やかな登り道です。周りには深緑の木々、私の南アルプスのイメージはこの深い森林そのままだったので、「あー南アルプスだ~」と一人で感激です。
他の山でも緑は同じようにありますし、特にアルプスだからどうだってことも無いんですが、それでも感動!
深緑のヒーリング癒し
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そんな感慨を抱きつつ?しばらく歩くと「白糸ノ滝」に着きました。このあたりから道はかなりきつくなります。実際はもっと手前から徐々に勾配を増しているんですが、森のヒーリング効果で!?さほど感じていませんでした。ところがここからはそんなこと行ってられない。事前に勾配が急なことはわかっていたんですが、実際登るとやっぱりきつかった。前回上った西黒尾根を思い出します。
急とを耐えつつさらに歩くと五色滝へ到着。ここまででだいぶ体力を消耗しました。体調はまずまずだったのですが2週間のブランクもあってバテ気味なのと若干睡眠不足で頭痛が出そうな予感もします。それでも今は登るしかない。

2200mに到達するとようやく道が緩やかになり、目の前には地蔵ヶ岳のオベリスクが姿を現しました。
すげー
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まだまだ遠いな~

そして12時頃本日の宿、鳳凰小屋に到着(なんと1番のり!!)。小屋の主人とスタッフの方が明るく出迎えてくれました。小屋の受付を済ませ、いろいろ説明を受けつつ荷物を移動。今回も1人1枚の布団で眠れます♪
昼食を食べた後、今日のうち地蔵ヶ岳に登るかを思案。ちょっと天気が下り坂っぽいので不安でしたが、翌日天気がよくなるとも確証が無いため今日これから登ることに。私のザックからインナーザックを丸ごと抜き出し底に私と嫁さんの雨具を入れてぺらぺらのザックで出発です。こういうときにアタックザックがあるといいのか、とも思いましたがインナーザック使ってればこういうときに丸ごとデポできるのでこれはこれでいいですね。
小屋を出発すると、ドンドコ沢を思い出させるような急な登りとなります。特に、樹林帯を抜けてザレ場に入るともう歩きにくいの何の・・・5歩歩いては休憩を繰り返しやっとこさ賽の河原へ到着。さすがにここから見るオベリスクはでかい!てっぺんに人が見えました。
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ここで小屋で買ってきた缶ビールで乾杯

その後頭痛が、、、やっぱり体調悪いときに頂上でビールは駄目だよね。。。頭痛に苦しみながら小屋まで降りて夕食まで一休み、ちょっと寝たら回復しました。高山病(なのか?)って寝ると回復するんですね。自分の体のことですが、またまた新しい発見でした。

さて、本日の夕食は、というかこの小屋の夕食はカレーです。お変わり自由で、皆さんガツガツ食べてます。私も負けずに食べました。野菜がちょっと硬いかなと思ったけど(ルーは継ぎ足しで野菜は後入れなんでしょうね)味はおいしかったです。満腹になって後することといえば寝ること、パッキングを済ませておいて布団に入りました。7時過ぎには寝ていたようです。
天気予報は芳しくない様子ですが雨が降らないことを祈るばかりです。

翌日は4時に嫁さんにヘッドランプで顔を照らされて起床(怒
幸いに雨は降っていませんが曇り。ちょうど日の出が見えるんですが、下界の雲と上にも雲。雲にはさまれた日の出でした。

朝食は弁当を前日に受け取っていたので身支度を整えて、5時30分に出発。
今日は観音岳-薬師岳を登ります。昨日登った地蔵ヶ岳ルートではなく、観音岳方面のルートを登りますが、相変わらず結構急な坂。十分な睡眠で体力を回復していたので比較的順調に登れました。しばらく登ってゆくと背後に八ヶ岳が見えました。
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他にも金峰山や国師ヶ岳、瑞牆山も見えました。下界は雲に隠れこの高度に登ったものだけが見れる風景、ちょっと嬉しい。
登りきってコルに出るとその先には北岳が!!天気予報では曇りまたは霧といっていたので展望はあきらめていたんですが、やっぱり天気予報が外れたみたいです(嬉
北岳-間ノ岳-農鳥岳の白峰三山、
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その右には仙丈ヶ岳。
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この景色を眺めつつ朝食の弁当を食べました。ん~、至福のひと時♪

それから観音岳へ登ると、、、
バーン!!!富士山
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下界も雲海、上層も雲。この間の空間にいる者だけが望める風景がそこにはあった。天界と下界の狭間にいるような感覚を抱きます。

そして、北側には甲斐駒ヶ岳とそのはるか向こうにはなんと槍ヶ岳と大キレットも見えました、もう最高
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八ヶ岳とその向こうに浅間山。
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仙丈ケ岳の向こうには中央アルプス、そして白峰三山の向こうには塩見岳。
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もう、見渡す限り名峰だらけ。めっちゃ感動です
その中でも日本第2位の標高を誇る北岳は雄大でまさに南アルプスの主峰(見ているとなぜか涙が出そうに・・・)。
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唯々感動しながら薬師岳へと稜線を歩きます。ザレた道を右手に白峰三山を眺めつつ進みます。
薬師岳山頂は広々としたザレ場で巨岩がいくつも転がる不思議な風景の場所でした。
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ここからは青木鉱泉に向けて中道を一気に下ります。名残惜しさをこらえつつ下り始めると、景色はすぐに樹木に覆われ、南アルプスの深緑へともぐりこんでゆきます。徐々に急な下り道になり、足の裏が痛くなるのを我慢しながら下ります。山頂から青木鉱泉までは約1600m、こんな高度を下るのは未知。ようやく登山口に下りたときにはもうくたくたでした。
青木鉱泉のベンチで昼食を取り、12時頃に帰宅の徒に着きました。下りは3時間くらいで降りられたのでだいぶ早く帰れました。

余談ですが、下山後登山バッジを買おうと青木鉱泉で問い合わせると「置いてない」とのこと。仕方なく駄目モトで茣蓙石温泉へ向かうと幸いにもおいてありました。バッジを集めている方は上の小屋で買っておきましょう。
お店の主人と話をしたんですが、今回の私たちのルートはもっともきついコースだそうです。茣蓙石温泉から夜叉神峠のルートだと距離は長いけれども比較的楽な行程とのこと。車利用で無ければ景色を見ながら縦走するにもこちらのほうがよさそうです。

そして帰りの中央道はすでに渋滞始まっていました・・・

今回の鳳凰三山登山は獲得標高も実際の行程も今まででもっともきつい登山でしたが、感動もとても大きかったです。鳳凰三山そのものも楽しめましたし、白峰三山をはじめとする周りの山々にも感動しました。
その中でもやっぱり北岳が強烈に心に残りました。

ふつふつと登頂意欲が・・・

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この記事へのコメント

Cozy
2009年08月12日 13:00
アルプスでびゅーおめでとうございます。
羨ましいなぁ~。ボクは槍ヶ岳でアルプス一万尺を歌うのが夢ですけど、その槍では滑落事故があったみたいですね。
本当に最近の天気予報はアテにならんです、っていうか、外れないように直前で調整してる感じですよね。北岳、是非目差して下さい。いつかはボクも!って感じですので。
2009年08月13日 08:47
ありがとうございます!
天気がもってくれてほんとよかったです。
来月槍ヶ岳に行く予定だったんですが、目の前に聳える白峰三山を見たらちょっと心移りしちゃいました(笑
嫁は槍々言ってるんでまだどっちになるかわかりませんが、どちらもいつかは登りたいですね。
2009年08月13日 12:34
やーり、やーり←槍
でも、北岳もいいね
日本最高所の縦走路。
うーん、体力あるうちに南アルプスも捨てがたい。
2009年08月13日 19:59
どっちにしても連休中は混みそうだね。
やっぱり鹿島槍ヶ岳かな(笑

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